たとえ母乳育児だったとしても、赤ちゃん育児に欠かせない哺乳瓶。
その洗い方や消毒方法は、結構悩んでいるママも多いみたいです。
哺乳瓶にはガラス製とプラスチック製がありますが、洗い方や消毒方法は違うのか。
また、洗剤はどんなものを使うのがいいのか。いつまで消毒が必要なのか。。。などなど。
哺乳瓶の洗い方をまとめてみました。
ガラスとプラスチック、哺乳瓶の洗い方の違いは?
出産準備の際に、哺乳瓶を買おうとして「ガラス製」「プラスチック製」の2種類がありどちらを買おうか迷われたと思います。
それぞれ消毒や洗浄の方法が微妙に違うので気をつけましょう。
・ガラス製の哺乳瓶の場合
熱湯を入れても成分が溶け出す心配がなく、丈夫なガラスの場合は、たわし状のブラシで洗います。
また、煮沸消毒が可能。経済的で簡単です。またレンジで消毒するキットなども利用できます。
・プラスチック製の哺乳瓶の場合
軽くて持ち運びしやすく、割れにくいプラスチック製の哺乳瓶は、傷がつきやすいためスポンジ状のブラシで洗います。
消毒する場合は、ミルトンなどの消毒液を使ったり、レンジで消毒するキットを利用します。
何度まで耐えられるか、しっかりチェックしてから消毒キットを使用するようにしましょう。
また、乳首もスポンジでキレイに洗った後、煮沸やレンジなどで消毒します。
哺乳瓶を洗う洗剤は何を使う?
赤ちゃんの口に入る乳首や哺乳瓶は、大人用の洗剤で洗ってもいいの?という疑問が出ると思いますが
水だけで洗うと、ミルクの油分は取れにくいため、やはり洗剤を使う必要があります。
赤ちゃん用の製品を洗うための、無害な洗剤も売っていますのでそちらを利用するといいでしょう。
ピジョン製品の「哺乳びん野菜洗い」が有名です。
また、ある程度大きくなったら大人用の洗剤でもかまいませんが、通常の食器用とはスポンジを替えたり、すすぎを十分にするようにしましょう。
哺乳瓶の消毒方法と注意点
哺乳瓶の消毒方法には、色々あります。
ママの手間や自分にあった方法を選んで下さい。
1.煮沸消毒
きれいな鍋を用意し、お水をたっぷり(哺乳瓶が浸かるくらい)入れ沸騰させます。
哺乳瓶をバラバラにして、お湯に入れます。
お湯に入れる際は、哺乳瓶に空気が入らないように注意し、
哺乳瓶:10分
乳首:3分
を目安に取り出します。
また、取り出す際は滑りやすいので、専用の哺乳瓶バサミなどで取り出し
しっかり乾かしましょう。
2.消毒液で消毒
消毒専用のケースを準備し、消毒用の薬液やタブレットを入れて水で薄め、哺乳瓶を漬け込みます。
漬け込む際、哺乳瓶に空気が入らないように注意しましょう。
1時間以上つければ消毒完了です。
哺乳瓶バサミで取り出して使用します。
消毒液を使用する場合は、すすがないで使用する場合もありますが、消毒液の臭いが残る場合もありますので
気になるようなら、水ですすいでから使用するといいでしょう。
なお、薬液は24時間たったら交換するようにしましょう。
3.レンジで消毒
専用の容器に水と哺乳瓶を入れて、レンジで5分程度チンするだけです。
キットによって利用できるレンジのワット数や温め時間が違うので、しっかり確認しましょう。
ビニール状のものと、消毒ケースのものとがありますが、ケースのタイプだと使用するまで
保管も可能なので便利です。
取り出す際は、とても熱くなっている場合があるので注意しましょう。
哺乳瓶の洗浄や消毒方法には色々ありますが、それでなくても大変な赤ちゃんのお世話。
できるだけ簡単で手間がかからず、ママの負担にならないものを選びましょう。
ただ、赤ちゃんの衛生面の心配がありますので、「楽」ばかりで選ばす
きれいでピカピカな安心な哺乳瓶でミルクなどを飲ませてあげてくださいね。