子どもの中耳炎。夜中や休日に痛みが出た時の対処法

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子どもの病気で多いのが、中耳炎。
赤ちゃんから小学生程度になるまで、繰り返す子も多い病気です。

しかも、昼夜問わず突然痛みが襲ったりするので、ママとしてはハラハラしますよね。

では、なぜ子供は中耳炎になりやすいのでしょうか?

子どもの中耳炎の原因とは?

身体の仕組みとして、耳と鼻は奥の方でつながっています。
子供は大人に比べて、耳と鼻の距離が短いため、鼻水が耳へ流れ込みやすいんです。

特に冬。子供は風邪気味になるとすぐに鼻水が出てきます。
これを上手くかめなかったり、逆に強くかみ過ぎたり、すすったりすると耳の方へ鼻水が流れ込み、菌が耳に入って炎症を起こしてしまいます。

これが中耳炎の原因です。

夏に中耳炎になる子供も多いですが、プールで耳に水が入ったなどよりも、
プールの後に冷房などで体が冷やされ、鼻水が出る…それをすする。
というようなところから中耳炎になってしまうケースが多いようです。

夜中に急に痛みが出たら

中耳炎になると、熱が出たり耳に強い痛みが出たりします。
昼間に体調がいまいちだった時、夜中に急に耳が痛い!と泣きながら起きてしまうという事もあります。

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夜中や休日など、すぐに病院にいけない場合、とにかくすぐに痛みを取ってあげたいものです。

そんな時はまず、患部を冷やすといいです。
我が家では、耳の下あたりに冷えピタシートを短く切ったものを貼ってあげます。
冷やすことで、多少痛みが和らぐようです。

それでもまだ痛むようなら、解熱鎮痛剤を飲ませましょう。

風邪の時にいただく「カロナール」などは、熱が高い時の解熱だけでなく
鎮痛剤としても使えます。

頓服薬のため、いつでも飲ませられるので夜中でも大丈夫です。

病院で多めにいただいたけど余った。という解熱剤はいざという時のために置いておくといいですよ。(消費期限などは管理してくださいね)

子どもの中耳炎の予防

中耳炎は何度も繰り返しやすい病気です。
我が家の子供たちも、何度も病院のお世話になりました。

予防方法としては、風邪をひいたらまず耳鼻科へ行って鼻水を吸ってもらう。
これがいいです。

鼻水をとにかく耳へ流れないようにすることが大切です。
赤ちゃんグッズで「鼻吸い」がありますが、あれではなかなか奥の方まで取れないので、やはり病院で吸ってもらうのが一番です。

鼻水が良く出るタイプのお子さんがいる場合は、自宅用の鼻吸いマシンも2万円程度で手に入ります。
病院へ通う時間や手間を考えると、思い切って買ってしまうのも良いかもしれませんね。

ある程度大きくなると、中耳炎の発症は減ってきます。
我が家の場合、1歳~4歳くらいまで冬場は毎日のように耳鼻科通いという感じでしたが、小学生になった頃には、風邪を引いても中耳炎になることはグッと減りました。

原因と対処法を覚えておいて、お子さんを中耳炎から守ってあげましょう。

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