保育園や小学校に通っている子どもたちに、夏場流行するのが
「アタマジラミ」。
先生から「ちょっと怪しいので、様子を見て下さい」と言われて
焦っているママも多いのでは。
アタマジラミって何？どうやって駆除すればいいの？ということを
調べてみました。
うちも娘に出ちゃったので、その対処した方法も伝授します！
そもそもアタマジラミとは？
アタマジラミはヒトの髪の毛に寄生し、頭皮から血液を吸い、髪に産卵をします。
アタマジラミに刺されると、蚊に刺されたように痒くなるため
大発生する前に駆除する必要があります。
大きさは成虫で2～4mm、卵は0・5mmほどで固く、ちょっとキラキラとした白っぽい色をしています。
成虫は1～1・5カ月生き、約100個の卵を産むと言われています。
アタマジラミの卵の画像はこちらでチェック
アタマジラミの卵画像
感染経路としては、現在の発生は衛生状態と関係なく、
帽子やタオル、ヘアブラシ・くしなど、頭に触れるもののほか
枕やシーツなどの寝具を経由して、それに触れた人に移って寄生するのです。
プールで伝染るという話をよく聞きますが、プールに入ることで伝染るのではなく
脱衣カゴやバスタオル、ヘアブラシの共有などが原因です。
アタマジラミは、頭をくっつけて遊ぶ事が多い子どもたちに多く見られ、11歳までの子が約9割。
大人の場合は、アタマジラミになった子どもとのバスタオルなどの共有によって
感染することがあるので注意しましょう。
アタマジラミの駆除と予防方法。
アタマジラミになってしまったら、大量発生する前に
すぐに駆除をしましょう。
駆除の方法としては２つあります。
１．スミスリンLシャンプーを使う
アタマジラミの駆除には、専用のシャンプーを使うのが一般的です。
薬局などで普通に売っているので、「アタマジラミ駆除用のシャンプーください」と言えば出てきます。
皮膚科などの病院に行っても、結局はこの「スミスリン」というシャンプーを
処方されますし、また保険外で自費扱いになります。（2000～3000円程度）
このスミスリンでのシャンプーを、３日に１度、４回位繰り返します。
スミスリンでのシャンプーの方法については動画がありますので
参考にしてみてください。
シャンプーをした後、スキ櫛を使ってブラッシングし、アタマジラミや卵を駆除。
２週間程度で駆除完了となります。
髪が少ない方が予防も駆除もしやすいため、男の子だと夏場に丸坊主にすることで
かなり楽にはなります。
でも女の子の場合は、そういうわけにもいかないので、予防法としては
他人とタオルやブラシ、帽子の共有は避けたり、髪のナチュラルガード という
アタマジラミ予防のスプレーなども売られているので、こちらを使用するのも良いでしょう。
我が家のアタマジラミ駆除体験記。
娘が年長さんの時、保育園の先生に
「アタマジラミの卵っぽいのが見えたんで、早めに駆除してあげて下さい」
と言われ、慌ててスミスリンシャンプーを購入。
その日のうちにシャンプーをしたのですが、シャンプーだけでは卵って
取れないんですよね。
髪に小さなホコリみたいなのが付いてるんですが、これが卵でガッチリと髪に
くっついているので、はさみでその部分から切るか、爪でしごいて摂るしか無いんです。
うちの場合は、爪でしごく派。
娘の頭を膝に載せ、時間をかけて頭全体をチェック。
すき櫛を使って細かく見ていき、卵を見つけたら取っていくという作業を続けました。
これをほぼ毎日。
シャンプーも大事ですが、この『卵を取る』という事のほうが駆除では重要なので
２週間待たずに、娘のアタマジラミは駆除できました。
卵を見つけたら、早め早めの対処が必要かと思います。
アタマジラミは、予防が難しいのですが
早期発見して、早めに駆除することで周りのお友達にうつしたりしないようにしましょう。
お子さんが「頭が痒い」と言い出したら、いちどチェックしてみることをおすすめします！
